2017年11月21日 更新

英検を受験するなら必須!過去問を使った勉強法のメリット

グローバル化が進む日本では、さまざまなシーンで英語力が求められています。英語力を測るための試験のひとつに「英検」があります。国内最大規模の英語資格試験である英検を受験する人にとって、いかに効率よく勉強するかは大事なポイントになってくるでしょう。そこで今回は、英検受験に効果的な過去問を使った勉強法について解説していきます。

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1.幅広い年代の人たちが受験する英検とは?

英検の正式名称は「実用英語技能検定」といい、英語の総合的な力を測る文部科学省後援の検定試験です。資格のグレードは準2級と準1級を含めて5級から1級までの7段階に分かれています。各級では「聞く」、「読む」、「書く」といった技能について審査し、3級以上の場合にはさらに「話す」技能も追加されて総合的に英語力を判定します。取得するグレードによっては高校や大学などの入学試験で優遇されたり、単位認定がなされたり、就職時の入社試験の際にも評価を受けることができたりなど、進学や就職に有利に働く場合も少なくありません。文部科学省が実施している高等学校卒業程度認定試験(旧大検)を受験する場合にも、英検準2級以上に合格していれば、英語の試験科目の免除を受けることができます。海外留学を考えている場合には英検資格が世界各国の教育機関認定の語学力証明資格ともなっているため、取得しておけば将来の可能性を広げることにもつながるでしょう。
英検対策のための勉強は、高校や大学の入試試験にも役立つといわれています。センター試験の筆記試験やリスニング試験は、英検の出題形式と多くの共通点が見られるといわれていて、英検の勉強をすることで高校や大学入試の対策となる英語力向上が期待できるからです。英検にはさまざまなメリットがあることから、毎年多くの人が受験しています。社会のなかで英語力が求められることに比例するかのように、英検の累計志願者数は毎年増加傾向にあります。英検の受験はいずれの級も年齢、職業、学歴など資格を問わないため、小学生から社会人まで幅広い年代の人が英検を受験しています。

2.英検に必要な英語力とは?

英検は希望する級から自由に試験を受けることができますが、ひとつ級が上がるごとにそのレベルの差が大きいため、自分に合った級から順に受ける方が効率的だといえるでしょう。順に受けていく場合、最初に受験するのが5級です。5級は中学初級程度の英語力が求められ、英語の基礎固めに学習したいという人に適しています。筆記試験やリスニング試験が行われるほか、録音形式のスピーキングテストを受けることも可能です。出題される内容としては家族のことや趣味といった身近な話題が中心になっています。
4級になると中学中級程度の英語力が求められます。5級と同様に筆記試験、リスニング試験が実施されるほか、録音形式のスピーキングテストの受験も可能です。内容はより実用的なものになり、身近な話題をテーマにした読解問題なども出題されます。
高校入試レベルとして中学卒業程度の英語力が求められるのが3級です。3級を取得すると基礎力は定着しているとみなされ、試験では筆記やリスニングのほか、3級以上は二次試験で面接によるスピーキングテストが加わり、より実用性が増した英語力が求められます。筆記試験では身近な話題から海外の文化など、少し広がりを見せた内容が題材となってきます。
3級と2級との間に設けられているのが準2級です。「教えて!goo」ではそんな中間級の試験内容や難易度の違いについて「英検準2級と3級の違い」(bono05さん)というタイトルで質問が投稿されています。
「準2でしたら高校1,2年といった感じでは」(rey_tさん)とあるように、準2級は高校中級程度の英語力が求められるレベルです。ほかの投稿にも「受験勉強の傍らでも(合格することができる)」(rey_tさん)
という意見があるように、出題形式がセンター試験と共通点が多いのも準2級の特徴となっています。このため大学の受験対策と並行して英検の勉強を行うことも可能なのです。
2級は高校卒業程度、大学入試レベルとなります。大学によっては入学試験での優遇や単位認定を受けることもできます。2級では医療やテクノロジーといったテーマが設定され、英文読解や書く技能、さらにコミュニケーション力が求められます。
英検の中でも最上級レベルとなるのが、総合的に高い英語力が求められる準1級と、その上の1級です。準1級では実践的な英作文の問題が出題され大学中級程度の英語力が必要となります。1級では2次試験で2分間のスピーチが加わり、話した内容について質問を受けるなど発信力と対応力の両方が求められます。レベルとしては大学上級程度の英語力です。

3.英検の勉強には過去問を使うべし!

トータル的な英語力が求められる英検対策には、過去問を使った学習がおすすめです。過去問は級ごとに出ているため、レベルに合わせたピンポイントの対策が取りやすくなります。また、英検の過去問はほとんどの書店で売られているため、いつでも気軽に手に入れやすく便利です。過去1年の過去問であれば、公益財団法人日本英語検定協会のサイトで確認することもできます。
とはいえ、過去問の学習だけで試験対策は万全なのかと不安に感じる人もいるでしょう。実際に「教えて!goo」の投稿に「英検は過去問で十分ですか?」(simpedさん)という質問をしている人もいます。
受験経験のある回答者さんから「英検の勉強方法として過去問を完璧にやることはいいですよ。」(embepさん)という回答が寄せられています。また、「過去問題だけで充分かどうかは人によります。筆記9割なら大丈夫なんじゃないでしょうか?
心配なら、本屋で「プラス単熟語」や「Pass単熟語」をぱらっと立ち見させてもらって、どんなものかチェックしてみたらいいのでは。
見てみて不安を感じたならば買えばいいでしょうし、大丈夫そうだなと思ったなら不要でしょう。」
という意見もあがっています。このように過去問だけの学習で合格したという人は実際に少なからずいますが、当然すべての人にあてはまるということではなく、受験する級によっても個人差は出てくるでしょう。それでも過去問は、出題傾向をつかみやすい内容となっているため、解いては復習するというサイクルを繰り返すことで、「試験に必要な知識を身につけやすい」ということに違いはありません。たとえ個人差はあっても過去問を完璧にするという勉強法をベースにして、単語やリスニング対策などを必要に応じて加えていくという勉強法は、最もおすすめできる効率的な英検対策といえるでしょう。
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