2017年11月9日 更新

TOEIC初心者にわかりやすく解説!TOEICのレベルにまつわる基本知識

グローバル化の現代において、英語は国際社会の中で生き残るための必須条件となりつつあります。進学や就職でもTOEICが選考基準になっていることがありますが、どのスコアが有効なのかを知るのは初心者にとっては難しいかもしれません。そこで今回は、TOEICのレベル感について解説していきます。

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1.そもそもTOEICとはどんな試験なの?

TOEICとはTest of English for International Communicationの略称で、英語を母国語としない人の英語力を測るテストです。国際的に実施されているため、スコアは日本人の中だけではなく世界中の人たちと相対的に比較できます。英語の実力を測るテストには英検もあります。英検は級でレベル分けをしますが、TOEICはスコアで実力を判断するという大きな違いがあります。そのため、TOEICには合否の概念はなく、ハイスコアを出したからといって特別な資格がもらえるわけでもありません。TOEICの満点は990点で、どれだけ点数をとったかで自身の英語力を判断できる、国際的な物差しのようなものだと考えるとわかりやすいことでしょう。スコアも「何問あっているから何点」といったスタイルではなく、受験生の成績を統計して点数を決めるので自己採点をしても正確なスコアがわからないのが特徴です。もちろん全問パーフェクトに正解したら満点がもらえるでしょうが、1問も正解していなくてもスコアがゼロにはなりません。このような成績の出し方をする理由は、テストごとに変わる難易度によってスコアが影響を受けないようにするためです。つまり、前回のテストが簡単で今回のテストは難しかったという場合でも、今回の受験生が低すぎるスコアを獲得しないように配慮しているのです。

2.TOEICのスコアからわかる英語レベルとは

TOEICはスコア別に英語力がおおよそわかる基準があります。自分が現在どのレベルにいるかを知るためにも、下記のリストと自分のスコアを見比べてみてください。
・400~500点未満
簡単な単語や文章の知識があり、質問が難しくなければ短い文で受け答えができます。英検に換算するとおよそ3級程度にあたります。義務教育で獲得できる英語レベルと考えてください。
・500~600点
英語であいさつや自己紹介がこなせて英語標識や日常会話をある程度理解でき、海外旅行もストレスが少なくできるようになります。英検では2級レベルで、だいたい高校レベルの英語力です。
・700~800点以上
700点以上はネイティブと会話がスムーズに行え、ビジネスシーンへも対応できる英検準1級レベルです。このレベル以上からは履歴書にスコアを書くと採用にプラスになるといわれています。大学卒業時にはこのレベルの英語力を身につけておきたいところです。
・800~990点
ネイティブに混ざって議論をしてもストレスを感じることはほとんどなく、内容もしっかり理解できるようになります。900点以上なら翻訳会社へ提出する履歴書に書けるレベルです。

3.履歴書にTOEICのスコアを書くなら何点から?

大学新卒者が企業から求められるスコアの目安としては、英語を使わない仕事であれば600点以上、外資系や海外に派遣される可能性がある企業などを受ける場合は750~800点以上が必要となります。それ以下だと履歴書に書いてもプラスになることはありませんし、逆に採用担当者によってはマイナスの印象を与える可能性もあるので注意が必要です。特に300や450などかなり低いスコアでは「学生時代英語をほとんど学習していなかった人」、「スコアが低いのに履歴書に書く常識がない人」などと思われてしまう可能性があります。また、企業によっては「◯年以上前のスコアは無効」としているところもあるので、一度高いスコアをとったからといって安心してはいけません。常に英語力を磨いて実力をキープしなければならないことを覚えておいてください。履歴書にTOEICのスコアが書けるかどうかは、日々努力をして英語の勉強をしているかで決まっていきます。

4.目的に応じてTOEICスコアの目標を設定しよう

TOEICは受験する目的に応じて目指すスコアを柔軟に変えていくと良いでしょう。英語を仕事として使う場合は900点以上を目標にし、英語がそれほど必要ない企業の履歴書に記載するためには600点台を目指します。目標のスコアが見えることで勉強がしやすくなるでしょう。TOEICのスコアはテストを受けてみるまでは正確にわからないものの、スクールに通ったりTOEICの問題集をこなしたりすることで対策ができます。TOEICにはリスニング試験もあるため、通勤・通学中などの隙間時間に耳を鍛えておくのも効率的な勉強法です。TOEICは英検と大きく違うシステムを採用しているため、対策もまた大きく異なります。TOEICはまず慣れることが大切で、問題の傾向や時間配分などに慣れればスコアが上昇する可能性が高まります。1回だけ受けてスコアが低くても、2回・3回と受けて行けばスコアが上昇したり自分の英語力が安定したりすることでしょう。「語学は1日にしてならず」、目標スコアに向けて毎日努力していきましょう。
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