2017年10月12日 更新

結婚式に招待されたら?訪問着の選び方や着こなしのマナー

結婚式に招待されたときに着ていく服装に迷うという人もいるのでは。女性の中には、せっかくのお祝いの席であるし、ぜひ訪問着を着て出席したいと考える人もいるでしょう。そこで、今回は結婚式にふさわしい訪問着の選び方や所作などについてご紹介します。

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1.1枚あると便利な訪問着とは?

着物には格があり着用するシチュエーションに合わせて適した種類のものを選ぶことが必要です。着物の種類の1つである訪問着は第1礼装といわれる留袖につぐ格の高さを持った第2礼装です。結婚式を含めた晴れの日に着用することができ、着るだけで上品な装いになり、他にも結納や卒業式、お宮参りなどといった晴れやかな場所のさまざまなシーンで利用することができるため、1枚持っていると便利に使えます。さらに年齢や未婚・既婚に関係なく着ることができるため、大切に扱えば長く楽しむことも可能です。
訪問着の最大の特徴となっているのが絵羽模様と呼ばれるデザインで、肩から胸や袖、裾にかけてひとつながりになった絵が描かれています。また帯は格式の高い袋帯を使用することが基本で、袋帯とはその名のとおり袋状にとじてある帯のことで長さが4メートル20センチ以上のものであることが一般的、襟は白の半襟を選ぶことがマナーです。フォーマルさを高めたい場合には着物を重ね着しているように見せる伊達襟を用いる場合もあります。

2. 振り袖や黒留袖と何が違うの?

結婚式に出席する際の和装といえば主に黒留袖、振り袖、訪問着の3種類が一般的です。しかし、いざ自分が着用することになったときに、どれを選べばよいかと悩んでしまう人も。
「教えて!goo」へ「妹の結婚式:振り袖か訪問着か」という投稿をした質問者さんもそんな悩みをもつ1人。未婚の質問者さんからは妹の結婚式で着る着物について「振り袖か訪問着のどちらがいいか迷っています」という投稿が寄せられています。本当は振り袖を着たいという気持ちはあるものの妹という身近な親族の結婚式でのマナーや黒留袖を着ないと言い張っている母親との服装のバランスを考えて迷っているようです。
振り袖は未婚女性だけが着用する第1礼装。対して訪問着は未婚・既婚は問わない。そして紋なしなら略礼装となるが、紋を付けると色留袖と同じ格となる。そして質問者さんの母親は着ないといっている黒留袖は既婚女性が祝儀の際に着用するもので新郎新婦の親族が着ることの多い第1礼装となっているのです。結婚式ではどのような格の服装をするかは大切なポイントの1つ。一般的には格式の高いホテルや夕方以降に行う式の場合には第1礼装を着る。逆にカジュアルな席では第1礼装が重く感じられてしまう場合もある。どのような服を着るかは結婚式の会場の格式、両家や家族内のバランスを踏まえた上で選ぶことがマナーとして重要です。

3. 結婚式へ着ていく訪問着の選び方

訪問着を着ていく場合は色も迷いどころです。「教えて!goo」に投稿されている「結婚式に参加する際の訪問着の色」という質問への回答では「和装で派手でもかまわないのは、華やかな色柄が一般的な振り袖のみだと思います」(hinayanさん)や「披露宴での着用に向く訪問着はおっしゃるような淡い上品な色が向いています」(catsfootさん)という意見がある。これらの意見のように訪問着で過度に派手な色は避けた方が無難です。
一般的にはパステルイエローや水色、ピンクなどといった色が適度に華やかさを演出できるのでおすすめ。主役の花嫁よりも派手にならない色かどうかを目安に選ぶとよいでしょう。また、和装ではなくても服装全般でいわれているマナーが、白やクリーム色、ゴールドなどは選ばないようにするということです。白は花嫁の色であるため、主役と色がかぶらないようにするため。また、ぱっと見で判断が付きかねることもあるため、白に近いクリーム色もNGとされています。ゴールドのような色は花嫁より目立ちそうな色であるため、避けておいた方が安心です。訪問着を着て出席する場合には足元への注意も大切。結婚式はフォーマルな場であるため、草履はかかとの高いタイプのものを着用することもマナーとなっています。

4.着こなしや所作は練習しておくのがおすすめ

日常生活では、なかなか着る機会がないからこそ結婚式で着物を着たいと考える人も少なくないだでしょう。しかし結婚式という普段とは異なるフォーマルな雰囲気の中で急に当日だけ着慣れてない着物で過ごすことは想像以上に大変なものです。
たとえば着物を着ているときは洋服と同じ感覚で歩くと危険で、裾が乱れてしまったり場合によっては転んでしまったりすることもあるからです。いつもは大股で歩いている人でも着物の裾まわりに合わせて小さな歩幅で歩き、着用している間は姿勢を正して猫背にならないようにします。姿勢が悪かったり、振る舞いが荒っぽかったりすると着物が着崩れてしまうことがあるからです。このように洋服とは異なる感覚があるため結婚式前に着物を着る感覚をつかむためにも練習をしておくことがおすすめです。また着物を着るためには時間を要するため、結婚式当日は時間に余裕を持って出かけることも重要です。せっかくの着物姿も慌てた行動をしては上品さが半減してしまうので気をつけましょう。

5.訪問着は華やかにマナーを守って着こなして

訪問着を着たゲストがいると結婚式の場が華やぐもので、新郎新婦や親族から喜ばれることも多いでしょう。ただし着慣れていない人は当日に思わぬトラブルを起こさないためにも事前に着る練習をしたり、着物のマナーを把握しておいたりすることは重要です。
マナーを守って上手に着こなすことで自分も周囲もハッピーになれるような着物姿で新郎新婦を祝い楽しむとよいでしょう。
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